かき氷

奈良時代には、氷室社をはじめ、氷池や氷室は現在の春日大社境内地にあり、厳寒期に氷池で凍らせた氷を氷室に蓄え、春分の日に氷室開きが行われ、9月まで平城宮に献上していました。氷室神社は、平城京東山の守護神として、また春日野に作られた氷池(製氷用の池)や氷室(氷の貯蔵庫)の守り神として祀られたのが始まりとされています。氷室神社境内で平成26年より「ひむろしらゆき祭」が開催され、奈良の食材を用いた新しいかき氷が話題を呼んでいます。

ひむろしらゆき祭実行委員 岡田さんの一言

かき氷が全国的にブームとなっていますが、氷の神様がおられる奈良の地に、国内だけではなく、世界中からおいしいかき氷を食べに来ていただきたいです。

かき氷に用いられる氷

通常の氷は48時間で凍らせるそうですが、72時間かけてゆっくりと凍らせると、透明度の高いものに仕上がります。さらに氷を削る温度も通常より低い温度で削るととても繊細で、ふわっとした食感に仕上がります。

<参考文献>
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