奈良時代に遣唐使がて団茶を持ち帰ったと考えられています。
知られているのは、729年、聖武天皇がおこなった行茶の儀(公事根源)や東大寺の大仏開眼の折りに使用されたことが最初の記録です。
茶樹の栽培歴史においても、大同元年(806年)に弘法大師が唐から持ち帰った種子を宇陀市榛原区赤埴の地に植えたのが大和茶の始まりです。
又、茶道の開祖、村田珠光は、称名寺(奈良市南部)の出身です。
団茶(だんちゃ)
茶を蒸して型に入れ、干し固めた茶。磚茶(たんちゃ)とも呼ばれる
唐代には朝廷への献上品でもあり、貴族らに愛飲された。
<参考文献>
公事根源(1422年)一条兼良
茶経詳説(1774年)大典禅師
大和茶の歴史|株式会社北田源七商店http://www.kitada-genshichi.jp/rekishi.html
裏千家今日庵~茶道の歴史~ http://kikajp.net/juho/urasenke_history.html